こんにちは、二等兵です。
先日、日本技術者協会の年次大会がありました。私はリモートで参加をしましたが、手が緊張で震えて質問ができませんでした(汗)
当然ではありますがそれぞれ会社ごとでの強みがあり…信念があり…そういう強みや思いで仕事できて羨ましいなと思いましたし、今の現環境で自分が身に着け強みをどこに作るか、やる事で業界や職場のためになるだろうか、大会が終わった後再度考えました。
前置きはこのぐらいにして、再度考えた時に今私自身の課題になっている「コミュニケーション」の部分をまた取り留めも無く書いていきます。人によっては当たり前の事を書いてるな~と思いますが、よろしくお願いいたします。
コミュニケーションってなんだ?
コミュニケーションってなんだろ?
コミュニケーション能力が必要だよ!はよく聞くと思います。私はこれを「他人と仲良くする力」だと思い、そんなもの人によって向き不向きあるし私には無理だし、いらんわとなっていました。
色々あり、今コミュニケーション能力とはなんだ?と向き合って考えるように、本を読んでみたりGPTで自分の考えを壁打ちして整理したりとと向き合っている中で一つ疑問が湧きました。
コミュニケーションって言葉自体が曖昧すぎない?
当時の「人と仲良くする力」っていう考えを掘り下げて考える中で、じゃあどう仲良くするの?と考えたり本を読んでる中で「全員が全員仲良くなるわけではない」というのもありますし、そもそも仲良くなる事がコミュニケーションなのか?となり、私の認識自体が違うのかもしれないと考えました。
人によって答えが違う
書物などを見ていると「共感する力」や「人の話を聞くこと力(傾聴)」など様々なコミュニケーションの取り方があるな…と思います。
- 話す力や雑談力、対話の仕方
- 聞く力(傾聴)
- アサーティブ(自己主張)による、相手の意見の尊重のしつつ自分の主張を意見交換する力
- 相手との調整する力
…ざっと見ている限り、どれが「コミュニケーション能力」なのか具体的には見えてこないというのが私の所感でどれも共通していることが「相手との関係を良好にする事」なのかな?と推測しました。

相手との良好な関係を築くために、「対話」や「傾聴」「自己主張」「調整」など清掃でも洗剤や研磨技術・剥離・素材…などの覚えるべきジャンルがあると同時に、コミュニケーション能力自体もそれぞれ覚えるべきジャンルがあるのではないか?と考えるようになりました。
コミュニケーション能力自体の本質を考えた方がいいかな?
これを書いている中で、所謂書物に書いてあるものはあくまでツールと考えた方がいいかと思いました。
技術はお客との橋渡しだと考える中で、コミュニケーション能力というのもあくまで「相手との関係を良好にする」という物で、それを達成するための様々なツールを一式にしたものを「コミュニケーション」と総称していると考えました。
これは人によって答えが違うかもしれません。なので私は「相手との関係を共に作る力」と仮定します。良好にするだと自分のみの一方通行な思いだと思いますし、みんながみんな良好な関係になるとも思いませんので、あくまでこのように本質を仮定しました。
本当に必要なの?コミュニケーションは?
先に言いますが、確かに一人現場で仕事をする人がコミュニケーションが必要か?となると少しは必要だとしても多少でいいと思います。(お客様や上司との関係のみでいいと思います)
しかし、ある程度の人数(5人以上ぐらいからか)が同時で働く現場の場合は、あった方がいいです。昨今の人手不足により一人の能力がある程度必要な中で、どうしても人により能力の高い低いが出てきてしまいます。その中で、これがあれば大分働き方も変わると思いますので考えていきたいと思います。
私が思うコミュニケーションで関係を共に作る大きいメリットの二つをまとめて、ただ無理に全員で協力する必要があるのか?を最後の一項目でまとめたいと思います。
協力関係ができ、仕事上のメリットが多く得られる
一番大きなメリットですが、「共に関係が築ける」ので作業全体を協力して行うことができます。一人でオフィスのワンフロアを清掃する分担制も最近ありますが、例えば3人でワンフロアやる方が早いですし、協力して行えるので一人一人の負担が減ります。
- 作業効率の上昇
- 能力の高低差があっても協力ができるので、助け合える
- 協力して行う内に自然と仕事を覚える事ができる(教育がしやすい)
- 全体で責任を負うので、一体感が出る
と書いてる中で思いつくのがこのぐらいですが、コミュニケーションでの関係で協力できるようになればこのように作業自体も楽になり、昨今の人手不足も乗り越えるきっかけになるヒントになると思います。
実際に私自身も人手不足により作業量が膨大になり一人で作業をやるのがキツイ状況になりました。(以前であれば今の半分以下の作業量が、3倍ぐらいになってます)
本来一人で作業をする方が好きですが、体力的に持たないのでバイトの方と一緒に作業をやるようにしました。作業量自体はその人の分も背負いますが、大分負担も互いに減り一人でやるより楽になり、本来一人で行うよりも早く互いの作業を終わらせ余裕も出るようになりました。
他の業種や私生活でも活用や実践ができる
これは当たり前のことですが、コミュニケーション能力は仕事以外でも活用できます。友人との関係や私生活といったように、人と関わる事が多少は抵抗もなくなるので活動的になります。
私は人への拒絶感が他の方より人一倍ありすぎるので、人との集まりに直接行くなどはあまりできていませんが、それでもこの事を考えるようになってからは、以前ブログにまとめたように「イライラ」「他社への嫌悪感」が多少減りました。
先ほどのバイトの方との話にも関連しますが、仕事を伝えても覚える気がまるでなく「覚えません!」「知らないもん!」「わからない!」が多発しますし数か月一緒に作業をして同じ作業をしても中々指導という点では苦戦をしています。
以前の私であればたぶん怒ってますし正直仕事をなめてんのかな?とも思いますが、今は「まあ、覚えるのも時間かかる人もいるし、1年ぐらいあれば覚えるだろうなぁ」とイライラは大分しなくなったと思います。
清掃業なのか今の会社の性質なのかわかりませんが、多様性という言葉通り見たことがあまりない・経験した事のない言動をする人に良く接する機会が多々ありすぎます。
以前は自分の程度が下がるので一人で作業を行ってましたが、コミュニケーションの能力でいけばここで身に着ければ「他でもなんとかなるだろ」と思い今はできるだけ人と話して、協力できる関係を自分から作るように努力しています。(これからの時代ますます必要となると思いますし、しんどいですが踏ん張りどころ、学ぶ機会と思い努力してます)
が、注意も必要でコミュニケーションが苦手な人や、私のようにコミュニケーションの本質が分からずに他の人と距離を置きたい方もいます。その注意点を次で書きます。
それでも人の特性はある(一人の方が働ける人もいる)
「互いに関係を作る」という本質が見えていて、共感できる方ならいいのですが、以前の私のように「他者への関心が出ない」・「関わりたくない」という人も多いです。
その人達に無理やりコミュニケーションを押し付けるのは違うと思います。
声を掛ける(挨拶や注意・伝達事項)のは必要だとは思いますが、求めてない人に無理やりコミュニケーションが大切だ!と押し付ける事は悪手で「互いに関係を作る」のでなく「関係を押し付ける」ので受け手は負担がかなり感じます。

勿論見極めが必要ですし、その人その人の特色がありますので、コミュニケーションを最低限に抑えるのも関係を互いに作るための一つの手です。もちろん、相手の考え方が変わることもあるので、その時に柔軟に対応する事が必要です。
とここまで書いてみました。
コミュニケーション能力は「互いに関係を作る」という本質が見えた上で「話す」「聞く」「主張する」「調整する」などの本質を辿るツールがあると考えると、大分自分の中で納得でき言語化できたなと感じます。
(もちろん、人によって答えが違いますし立場で見えてくる物も違うと思います)
大切だと思いますし自分がされたら嫌なので書きますが、
コミュニケーションは強要・無理やりする
事ではない
実体験で書きますが、私はそれをされて嫌気を指し強要してくる相手に嫌悪を抱きましたので「互いに関係を作る」という部分を自分で気が付く、思わない限りは押し付けるべきではないです。
と、ここまでにしてこれを投稿したら様々な書物をあさりつつ、次に清掃で技術じゃない部分で役立てることはないかな?と考えたいと思います!ご精読ありがとうございました!